ピアノ補助ペダル M-60、そしてムツミ木工製作所の足跡と今

HPをご覧になって頂いたお客様から、数多くのお問い合わせを頂いておりますので、こちらからご説明をさせて頂くことに致します。

有限会社ムツミ木工製作所は、平成19年春に廃業致しました。ピアノ周辺機器を中心に、五十余年に渡り木工製品の一貫生産を行って参りましたが、時代性と後継者問題から会社としての継続を断念せざるを得ない状況となり、廃業という道を選びました。しかし、ピアノ補助ペダルM-60やNo.5イスなど、まだまだ世の中に必要とされる秀逸な製品がいくつか有り、無くしてしまうにはあまりに惜しいという判断から、グループ会社である株式会社山一木研がムツミの社員・設備・資材調達ルート・販路を引き継ぎ、継続して生産を行うことにしました。いずれも大量生産の出来ない手作りの製品なので、なかなか思うように供給が出来ておりませんが、旧ムツミの社員達が今も変わらずに1点1点精魂込めて毎日仕上げております。

これまではメーカーとして、前面には出ないように一歩引いた立ち位置を守って参りましたが、デフレの影響も有り、海外生産品も多く出回っており、M-60もどうなのかと問われる事が多くなりましたので、皆様にご安心して頂く為にこの春からHPを公開することにしました。それでもなかなか弊社HPに辿り着けなかったというお話も頂いておりますので、検索して頂く際にヒットするよう、現在色々な手法を試し始めております。また、カラー展開や新しい機能を持った新製品なども、順次リリースする予定でおります。このブログをご覧頂いたお客様には、是非とも口コミ等で広くお伝え頂ければ幸いです。

尚、ご質問・ご不明な点等ございましたら、何なりとお問い合わせフォームからご連絡下さい。出来る限り速やかに、且つ細やかな対応をさせて頂きます。何卒宜しくお願い致します。

代表取締役 林 俊哉

http://www.yamaichimokken.co.jp

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ピティナ会員になりました。

ムツミの事業を引き継いだ時に、それまで知らなかった事をたくさん教わりました。 その一つがピティナの存在でした。

現在も M-60 開発当時の工場長が、元気に毎日出社してくれていますが、開発秘話というべき話を折に触れ、してくれます。 例えば、決して M-60 はムツミの独力だけではなく、色々な方たちの協力が有って初めて誕生したという話など。 その中でも一番重要なところに助力して頂いたのが、ピティナの先生方だったそうです。 高さや大きさなどの物理的な事はもちろんの事ですが、ピアノ本体のペダルを介してピアノに伝えるタッチという、数字では絶対に表せられない非常に繊細な感覚を、何度もテストにお付き合い頂き、ベストなところまで高めて頂いた上でフィードバックして下さいました。 そうした表には出ない積み重ねを経て、今の M-60 が誕生したという事です。

実はムツミから引き継いですぐに M-60 の分析をし、普通のメーカーとしてはごく当たり前の生産効率の向上化を検討しました。 あまりにも手作りの部分が多く、効率が非常に悪いという事が判明し、それならば改善しようという流れになり、効率ありきで各部の見直しを図り、見た目は全く同じ試作品を数台作り、先生方にテストをして頂きました。 それも自信を持って。 そしてその評価は、「違う。全然ダメです。」という非常に厳しいお言葉でした。 何がとかどこがという事ではなく、今までの M-60 に何も足さない、何も引かない、何も変えないのが一番良いという事でした。 我々メーカーは数字で物事を考えてしまうものなのですが、音楽は感性で考えるものという事を、その時初めて知りました。 幸いムツミから人・設備・資材環境をまるごと引き継ぎましたので、作る場所が変わっただけで、M-60 を作るという点においてはそれまでと全く同じにする事が出来たため、以来それをずっと守り続けてきました。

前々から会員にと思っていたのですが、自分がピアノを弾かない故難しく考えてしまっていて、入会申込書をずっと温めるだけにしてきました。 ところがHPを公開してあまりにも多くの方から、ムツミのその後や現行の M-60 はムツミ製とどう違うのかというお問い合わせを頂くようになり、説明責任の重要性を感じるようになりました。 現在FACEBOOKも企業として公開しており、ピティナのFACEBOOKももちろん毎日チェックしていて、投稿という形でスペースをお借りしたら、より多くの方に見て頂けるのではないかと思い立ち、その為には会員であるべきと考え、申込みをすることにしました。

現行の M-60 は、梱包箱だけは新しい意匠に変わりましたが、製品自体はムツミで作っていた人間がムツミで使っていた設備でムツミと同じ資材を使って、ムツミ製と同じものを作っております。 ですからどうかみなさん、安心して M-60 をお使いになって下さい。M-60_2188

展示会に向けて

来月に迫ったビジネスマッチングフェア in Hamamatsu 2013 に向けて、着々と準備が進んでいます。

このところオーディオ関連の案件を頂くようになってきましたので、木工屋が作るとスピーカーはこうなる、というものを準備しています。 問題は音質ですが、静大の協力を得て、恥ずかしくないレベルのものを作ろうと考えています。 さて、どうなることやら(笑)。

もうすぐ展示会

来月23日・24日、アクトシティ浜松で開催される、第7回 ビジネスマッチングフェア in HAMAMATSU 2013  に出展します。

第1回から出展してきましたので、今回で7回目となります。 マッチングフェアの名のとおり、異業種企業が一堂に会する展示会ですので、我々の本来望むべきところでは有りませんが、地元で開催されるものとしては最大級であり、来場者数も相当な規模が見込まれますので、弊社としては年に一回の社員の発表会という位置づけと考えております。 普段機械か材料としか対面しない製造部門の社員達が、この時ばかりは不特定多数の来場客と直に接し、自分たちが普段作成している製品を前に話をするには、絶交の機会となります。

出展はM-60No.5イスはもちろんの事、M-60に付加機能(ピアノにセットする際上からピアノ本体のペダルが見える機能)を持たせたM-60C、No.5イスの改良版として無段階で昇降する機能を持つM-09などで、6M×3Mのブースに毎回工夫を凝らしてディスプレーしております。

さてその展示サンプルですが、今回の展示会終了後に、サンプルセールをしようと考えております。 例えばM-60の場合、会場では実際に足を乗せる事は有りませんので、多少の汚れや小キズは有りますが、基本的には未使用品になります。 もちろん出荷に際しましては厳重なチェックと可能な限りのクリーニングをした上、メーカー保証をお付けしてという事になります。 このような試みは初めてですので、HP上で告知させて頂くか、またはオークションに出品するかなどを、現在検討中です。

ご興味有る方は、HP並びにブログの方を是非チェックしていて下さい。IMG_0127_edited

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